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ながやがや ニュース・アーカイヴ

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◇◇『空き家急増 対策条例』朝日新聞

◇◇『増殖する都心の廃屋』

全国で空き家が増えていることが、相次いで新聞に取り上げられた。全国の空き家は2008年で757万戸、1年間で180万戸増加、過疎地だけでなく都市部でも増えている。空き家の所有者に管理を求めたり撤去を命令したりする空き家対策条例を制定制定する自治体も増えているという(16都道府県31自治体)。

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◇◇『甦る大阪の響き〜大栗裕没後30周年記念コンサート』@ザ・シンフォニーホール

『リズムの非論理性あるいは異国民族音楽の魔法』

そして最後に『幻想曲』とともに、ヴァイオリンコンチェルト(第三楽章のみだったが)は大フィルと指揮者手塚幸紀とソリスト長原幸太の演奏とあいまって、見事に気持ちよく鳴り響くオーケストレーションにも心底感心させられてしまっていた。終演後オーケストラOBから「自分たち(の音)はこの二倍くらいだった」といわれて、この作曲家が指揮者だけでなく、この地で、おおくの人に愛されていたことがよく理解できたのである。

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◇◇劇団子供鉅人『キッチンドライブ(2009)』@ポコペン

作・演出益山貴司

http://www.kodomokyojin.com/

«Kitchin drive (2009)» de et mise en scène de Takashi Masuyama

Compagnie Kodomo Kyojin dans pocopen, une maison de Nagaya au centre ville d'Osaka

さて、先週に続いて、100年長屋秘密基地「ポコペン」での劇団子供鉅人ロングラン公演。本日の客席&舞台設営はコレ。『キッチンドライブ』のタイトルとおり、メインステージは左側。もちろん開演前写真だけど、キッチンに存在して料理・ドリンクサービスしてるんは、本日の登場人物。でも本番始まると、カレのほうはキッチンにいれてもらえないのよねえ。

−−−−愛にかまけて愛をなまけてしまった二人の住む小さな家。

男と女は幸せだった頃があまりにも昔のように思えて、茫然とした生活を送っていた。
男が仕事をクビになり、女が花を活けるのをやめた時、
キッチンからパーティを始める見知らぬ人々の声が響き渡る...
他人の家々のキッチンを渡り歩いて生きる「キッチン・ドライバー」たちが
巻き起こす不条理な出来事にひきずられながら、愛の行方を追う男と女の物語。

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◇◇『毛利悠子サーキッツ』アーティストトーク@adanda ギャラリー、北加賀屋(エクスポ〜4月30日/月・火休)

http://www.adanda.jp/

ノオモアブラックボックスを標榜する毛利悠子にとってアーティストトークははじめてといいながら、国立国際というわけのわからない名称(ちなみに訳してみればそのおかしさは一目瞭然だろう)のミュゼのキュレター橋本梓を相手に、本人たちが漫才といっていた(修行たりんわ)イベントは、ふたりの親密さとともにポイントが押さえられた紹介とあいまって、出かけて行ったかいがあった。(雨が降ってヴェロでもなく徒歩で行けたのが一番の理由だったけれど)

『サーキッツ』はバルセロナ滞在チュウの蚤の市でひたすら集めた小物たちに施された機械仕掛けの音と動きが、額装されたメカニックなアミューズメントを描いたエッティングともリンクして、それらのいびつさに感情移入させられる手前の微妙さが絶妙だ。3ヶ月間のバルセロナには、それまでのなにの材料ももっていかなかった(ネットもつながっていなかったし、だれしもが家に帰ってしまった)ノエルの孤独という決意こそが、これらに結実しているのだろう。
このタイトルは、一見閉じられたサイクルのようにしろ、じつはコラボ大好き、アイディアパクリまくりという、外在をノイズとして取り入れるという作家の姿勢に共感を覚えた。ところで、毛利が向かった先が、なぜバルセロ〜ナなのかというナイ〜ヴな質問をするのを忘れた。

 

 

 

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◇◇CCO(旧名村造船所)見学会@大阪住之江北加賀屋
◇◇Visite à l'Ancienne Chantier Navale de Co. Namura à Kitakagaya, Suminoe, Osaka (Creative Center Osaka)
造船所というのは、工場という建物ではなく、建物のほうはオフィスと会議室と柱のない原寸場であるひろい製図室なのだ。工場のほうはきっとドッグ周辺の屋根もないところで、船そのものが現場だったのだろう。そのためのクレーンなども現在はなく、わずかにレール(それも1本だけなのも類推するしかなかった)が残っているだけで、あとはしずかな水面がふたつ並んでいた。
それで、突然として横浜BTのことを思い出したが、かれらにとって垂涎の対象である私的水面がここにあるではないか。それにしても公共水面しかないといいはる市当局はいつまでもなんとも無粋なことを続けるつもりなのだろう。しかし、エンジンもついていない艀をどうやって曳航して来るのだろう。そもそも横浜を離れたら、なにも意味ももたないのだろうか。ここでもヨーロ ッパの運河を縦横に駆け巡っているミレイユたちのペニッシュ・オペラを見倣ったらどうなんだろう。

 

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◇◇伏見稲荷四の辻まで登頂。
◇◇Ascension pour Fushimi-Inari, Assamblage de Tori-i
東九条から近かった(かつて京阪鳥羽街道から現場に通っていた)ので、徒歩で京阪・JRの駅を通り越して本宮から、橙色の鳥居のアッサンブラージュへ。じつは20世紀美術の潮流のひとつであるこの概念は、別形状の、それも不釣り合いなもの、ありえないものをいっしょにするということにあるようだけれど、このように同じ形状のものを、これでもかというように集めてしまうと、これもまたべつの風景が生まれてくるのはそのとおりなのだろう。じつは鳥居の形状、また橙の色彩に違和感をもっていたのだが、この概念の通り、ここでは別個のものとしてとらえることができたようだ。
今回は四の辻までで、のこり半時間の一周コースは次回のためにとっておいた。帰りに本宮では橙色の鳥居のお供えを購入。あらま。

 

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◇◇マーク&両親@東九条の町家
◇◇ Venu de Mark, le professeur du lycée à Takasaki avec ses parents à Machiya de Higashikujyo
高崎で英語教師をしていたトロント出身のマークが旅行中の両親とともに来訪。結局、鰹出汁はともかく、刺身どころか魚すらを食べることのなかったママは(サーモンもだめらしい)、ここの空間がとても気に入って、カナダで仕事をしていないのかとたずねられたけど…。トロントでなくモンレアルなら行ってもいいのだけど…。

 

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◇◇『毛利悠子サーキッツ』@adanda ギャラリー、北加賀屋(〜4月30日)

http://www.adanda.jp/

◇◇Vernisage d'Exposition de «Circuits» de Yuko Mouri à adanda de Kitakagaya, 

Suminoe Osaka (jusqu'au 30 avril)

昨年から3ヶ月間のバルセロナ滞在中に集めた小物によるサーキッツ。

ーーはじめがマルなら終わりもマル。マルに大きな回路がおっこちたら、それ

がわたしの「サーキッツ」。美術家・毛利悠子、2012年の新作シリーズ第2弾。

 

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◇◇「耐震改修助成制度について」セミナー@天六住まい公社

橋下知事のもと現行規模100万助成は6月まで。その先不透明。

◇◇Conférence pour le subvention de Taishinkaishu de la ville d'Osaka sous la direction de Hashimoto, la mairie. 

 

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◇◇祇園界隈〜七条まで
◇◇Promenade de Gion à Sichijyo
祇園花見小路は整備されて一見さんお断りの待合が、レストととして一般客も呼び込むようになったけど、横道に入るとよく保存された街並がつづく。磨かれた板塀・黒格子 ・駒返し、そしてあまりにも脆弱すぎる簾。しかし黒塗りにしろ、表通り以外はまだ電柱がのさばっている。原発推進にお金を注ぐ前に、こちらの整備を、とはだれかがすでに言及していた。室外機もなんとかならんのかな。
しかし表通りは先の演舞場や射幸心目当て施設にむかってタクシー&観光バスまでが横行して危険なこときわまりない。事故起きなきゃだめなのか。ホコテンにすりゃいいのに。ったく。
八坂方面で崇徳御陵見つけた。(私信メモ)
ドン突きの安井神社は縁結びというより縁切りのご利益有りで、住所&実名入り願掛けが、おかしいどころじゃない気がする。別れるのも神頼みなんて。

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◇◇劇団子供鉅人『4 1/2(2008)』@ポコペン

作・演出益山貴司

http://www.kodomokyojin.com/

«Yojyohan (2008)» de et mise en scène de Takashi Masuyama

Compagnie Kodomo Kyojin dans pocopen, une maison de Nagaya au centre ville d'Osaka

谷町六丁目の築百年の長屋での芝居。

ーーソファに、床に、トイレに身を沈める三人の男女。バイトの出勤時間を

気にしながら、ぐずぐずととりとめのない話に流されてゆく。そこへ現れた1

人の男。

「えーと、誰?」 「マサヒコ君のツレなんですけど・・・・」

「彼、昨日、終電で帰りましたけど」 「昨日?」

「パーティー、昨日っすよ」

「4 1/2」でヨジョーハンと読みます。

世間にヨジョー人員扱いされている人間が

ヨジョーハンに集まって、人生のヨシューをしたり

人生にフクシューされたりする群像会話劇。

 

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◇東九条の町家(京都1986)▷▷▷ブログ/写真

◇Machiya de Higashikujyo (Kyoto 1986)▷▷▷Blog & Photo

ほかにも足りないものがないわけではない。むしろ住人のほうが住まいにマッチングしてきてくれているというべきなのかもしれない。電話機にコンセントが…(つづきをよむ)

 

 

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