2012年

5月

05日

空き家急造 対策条例

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2012年

4月

17日

photo album ペニッシュ・オペラ

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2012年

4月

12日

photo album CCO(旧名村造船所)

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2012年

4月

12日

photo album 伏見稲荷四の辻まで登頂

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2012年

4月

12日

photo album 祇園界隈〜七条まで 1

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2012年

4月

06日

『東九条の町家』01

前回はたしかヴァイオリニストといっしょだったから、

もうひと昔以上も前になってしまう。このときのヴァイ

オリニストは、なぜか舞台でも見たことがないほどにと

ても緊張していて、それがみなに感染したようだった。

ひとりでにしろ、ふたりでにしろ『東九条の町家』を舞

台になにかやらかそうとひそやかに画策していたわけで

はない(そのときはヴァイオリンももっていなかったは

ずだけど、いまではなにかやっておけばよかったのかと

も思う)。

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ここにはひとが寄り集まって、祭事ならずともなにやら

催事がしょっちゅうあるようだけど、いつか階段で人間

お雛さんをやったという話は聞いたことがあるけれど、

実際に写真を見せてもらったこともない。同じ頃のイタ

リア労働者代表団訪問時にはぜひご相伴したかったけれ

どかなわなかった。建築の国から来た客人たちにはなか

なか評判がよかったとあとから聞いたことを覚えている。

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空前絶後といってもいいほどの図面を描きながら、いろ

いろと考えこんだことのひとつである動線の回遊性は、

当初から迷っていたアイディアのなかで尻切れとんぼの

ままだったので「もうのへや」からヴォイド(吹抜)の

キャッツウォークへ出るという壁抜穴はかつての住人に

しかくぐり抜けられないとしても、わたしは相変わらず

高所恐怖症を克服できないとしても、いつか完成させた

いと思っている。というのもいまではそこには窓ぎわの

起立できない天井低さを利用して、壁どころか天井にま

で本格的ロッククライミング訓練用ボルダーがスパイダ

ーマン養成センターのごとく取付けられていたからであ

る。取付前だったら屋根下面断熱材大量追加して、懸案

の灼熱屋根もしのげるようになりそうだったのに残念。

熱環境のためには現代ほどの先見性は足りなかった。

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ほかにも足りないものがないわけではない。むしろ住人

のほうが住まいにマッチングしてきてくれているという

べきなのかもしれない。電話機にコンセントが必須にな

って裏側台所の冷蔵庫から延長してことなきをえた。そ

こが現代ではワークステーションとして機能している。

台所の低い天井の照明器具もランプのほうが白熱灯から

蛍光灯そしてLEDへと、名前通りの発熱する暖房装置か

ら序々に照明装置らしく変化した。スキップフロアの段

差を跨ぎこした全長3メートル幅60センチの足の長さの

異なる長大テーブルが、バリアブルには違いないふたつ

の空間を結んでいる。いつもの指定席をそろそろ椅子席

から座布団席に移動したほうがいいのかもしれない。

 

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